Home  第三章 VBの基本文法


10. プロシージャの呼出


プロシージャ(プログラム)は出来るだけ一つの動作目的に絞って作成するのがポイントに思われます。
同じ処理を必要とするとき、呼び出すことで、再利用できるからです。

  1. Call プロシージャ名 と記述します。

  2. Callを省略して 直接プロシージャ名だけ記述してもOKです。

  3. 例(あまりにも極小極端ですが…)
    Sub Test()
      Call 全セルの内容消去
      Call 確認のメッセージ
    End

    Sub 全セルの内容消去()
      Cells.ClearContents
    End

    Sub 確認のメッセージ()
       Msgbox "全セルの内容を消去しました"
    End

    One Point アドバイス
    はじめは、希望するプログラムを一つのプロシージャ内に収めてしまってもいいでしょう。
    いずれ、「そういえば、確か、あそこで、似たような内容があったな」なんてことが起こり始めます。
    似たような、同じ内容を、別のプロシージャで使用するなら、
    その部分だけ、別のプロシージャ名をつけてやり Call で呼び出すと すっきりしますね。

    ここまで、Sub プロシージャ名 () の括弧はいったい何に使うのだろう?と、
    疑問に思っておられる方もいらっしゃるかもしれません。
    +αにサンプルを紹介していますが、今後の選考程度にして下さい。

    サンプルファイル 3_010.xls


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