5. 変数の宣言1(暗黙の宣言)
★サンプルファイル 3_005_007.xls (5.6.7共通)
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Range("E1").Value= MsgBox(Prompt:="ボタンを押してください",
_ Buttons:=vbYesNoCancel,
_ Title:="変数") 上記は、MsgBoxで説明したのでわかると思います。
(注 VBEでは本来一行で書くコードを 半角スペースとアンダーバーにより改行して表示できます。)
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これを、下記のように書き換えてみました。
myButtonNo = MsgBox(Prompt:="ボタンを押してください",
_ Buttons:=vbYesNoCancel,
_ Title:="変数")
Range("E1").Value
= myButtonNo
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myButtonNoは、私が勝手に付けた名前(変数)です。
好きなときに好きな名前(変数)を使用することを暗黙の宣言と言います。
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Excelが自動的にプログラムにない言葉は、変数として扱ってくれるのです。
Excelのひとりごと 「myBottonNoとはなんだ?
俺のVBA辞書にはないな〜」
「とりあえずメモっとこう」
「MsgBox を引数にしたがって表示させてと」 「ボタンが押されるのを待つ…」
「お! ボタンがおされたな 「はい」のボタンか」
「戻り値は6
だったな」 「む? myButtonNo =6 になるな」
「次はと…」
「セルE1の値は
myButtonNoにするのか」 「おや 確かmyButtonNo =6 だったよな!」
「ということは セルE1の値は6か」
「それやったら、はじめからmyBottonNoは変数だと宣言しといてんか!」 「効率わるいじゃ〜ん!」
変数の暗黙の宣言は、便利なようですが、数が増えると、修正のとき覚えきれないですよね。 Excelも、とりあえず覚えておかないといけないので、 バリアント型
(Variant)というメモリーの使用効率の一番悪いデータ型で覚えておく必要があるようです。
名前規則とデータ型について参照のこと
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