Home   ≪補足


1. オブジェクト・コレクション・プロパティ・メソッド


VBAを始めると、必ずついて回るのが、
オブジェクト・コレクション・プロパティ・メソッドです。
この4つはVBAのHelpを見ると必ず出てきます。
VBAを作っているうちに、なんとなく分かってくるきっかけだけ説明します。
(私なりの解釈ですが・・・^^;)

オブジェクトとは=Object=物・物体・対象 のことです。
セルとかシートあるいはファイルなど処理する対象のことです。

コレクションは同じオブジェクトの集まりをいいます

プロパティ(Property=財産・資産ですが)は、
オブジェクト(コレクション)の値・状態と言い変えたほうが分かりやすいです

メソッド(method=方法・順序ですが)はオブジェクトに対する命令です

オブジェクトを人に例えて説明してみます。
私(あなた)という一人の人間(オブジェクト)は、
人類(コレクション)の一員です。
一人一人(オブジェクト)には個性がありますね、身長や体重・血液型がプロパティです
人類皆に対し一斉に「きおつけ〜〜〜」と号令をかけます。
この号令(命令)がメソッドです。

Excelも色々なオブジェクトの集まりです

例えばセルというオブジェクトを見た場合
ファイルを新規作成した状態では、
コレクションのプロパティ(値)はみんな同じです、(クロ〜ン状態とでもいいましょうか)
作成の過程で、目的に合った個性を引き出すことになります。

サンプルで説明します
*************************************
Sub Macro1()
  Range("A1").Select
  Range("A1").Value = "VBA"
  Range("A1").Font.Size = 18
End Sub
*************************************

(A1を選び)
(値はVBAにして)
(フォントサイズを18にしなさい)
と言う具合ですが
大体、プロパティは、= と 値 で結ばれています。
メソッドは、それだけで動くものや、名前付き引数を必要とするものもあります。